久しぶりに資格試験の勉強をしていますが、やっぱ暫くぶりだとすぐに脳みそが動かなくなりますね。いや、昔はもっとギュンギュン動いていたのになぁ。
とりあえず、普段からのやり方を順番にやっていけばいいか…。
勉強の手法
とりあえずざーっと参考書を読む
資格試験でもなんでもそうなのですが、一旦全体像を把握するのは大事です。
なので、よほどの高難度・広範囲試験でない限りは、とりあえず参考書をザーッと眺めて読んでしまうのは重要です。
参考書を眺めるだけだと問題は解けませんし、内容の理解も大して深まりませんが、全体のボリューム感と、論点をなんとなく把握することが出来ます。
参考書を見ずに問題集を解き始めるのでも別に問題はありませんが、全体像を把握しないまま問題集に取り組むと自分の現在地がどの辺にいるのかがよくわからなくてつらいんですよね。
その点、参考書を最初にひととおり舐めてみるのは悪くないと思いますね。
(尚、この段階で参考書に書き込みをするなどすると大変なので、読むだけでいいと思います。精読は後日実施すればよいので…)
問題集を1周解く
参考書の流し読みで全体像(というかボリューム感)を把握したら、問題集を順番に解いていきます。
参考書を流し読みしかしていないので、基本的に問題集のどの問題も解けるはずがないです。
ただ、問題を解いてみて、わからないぞ?というところから解説を読むことで問われる論点を把握していくことが重要です。
問題集に直で突っ込む前提なので、問題の解説が充実しているタイプの問題集を買うのがおすすめです。
(問題を解いては参考書を見る、でも問題ありませんが、それだとちょっと面倒なので)
問題集の2周目を解く、3週目を解く
問題集の1周目が完了したら、再度問題集を解いていきます。
4択問題であれば何となく正答できるものも出てきますし、計算問題であれば「あー!そういえばそうだな!」という話が出てくるはずです。
2週目の段階でも、正答率は気にせずに、なんとなく覚えていることを徐々に増やしていくのが重要です。
なお、難易度の低い試験の場合、だいたい2週目ぐらいで7割ぐらいの問題はカタが付くイメージなので、あとは理解できていない論点を理解していけば良いです。
難易度の高い試験の場合は3周目に取り組んで、ある程度基礎的な論点は正答が選べるようになるのを目指していきます。
参考書を読み返す
一定程度、論点を把握して、概ね問題集の問題が理解できて来たら、参考書を読み返します。
最初に流し読みしたときとは異なり、実践的な問題を解いたあとなので、読むポイントがわかり、効果的に読めるはずです。
実態としては、問題集が概ね解けていれば低難易度の試験であれば普通に合格できるのですが、問題集だけだとどうしても「解法」を覚えているだけになるので、変なロジックで理解している場合がでてきます。
変な理解をきちんとした理解に変換する、自分の中での誤解に気づくために参考書を読み返すのは理解を深めるために重要です。
(ときどき、問題集で腹落ちしていなかった点について、「こういうことだったのかー!!!」ということもありますしね。)
試験方式を体験する
ある程度自信がついたら、模試方式で実際の試験に即した形で問題を解いてみると良いです。
そこで、合格水準よりも高いレベルの点数が取れてれば概ね問題ない程度には理解できているということです。
反対に合格水準ぎりぎりであれば、一部変な理解をしている、あるいは理解が完全に不足しているエリアがあるということなので、復習をする形になります。
全体
いつもこのような形で勉強しているわけですが、久しぶりに勉強すると序盤の全体像がつかめていなくて不安な感じが中々違和感があって耐えがたく感じますね。
昔は勉強する歓びみたいなものがあったので、あまり苦しくなかったのですが、だんだん苦しさが増してきたのは、歳のせいなんですかねー。
自分の理解が出来ていることが増えてきたので、新しいことを苦しい気持ちになりながら理解したくない、みたいな気持ちでしょうか。
とはいえ、その感覚に負けて折れてしまうと先に進まなかった自分のことを後悔することになることが多いので、頑張ってお勉強しますかね。年末年始、時間あることだし頑張るかー。