teke teke my life 学習・思索編

teke teke my lifeの分室。主に資格取得や自己啓発、仕事に関する記事です。

宅地建物取引士(宅地建物取引主任者)資格の受験記録(非不動産会社/学習期間1カ月半/独学で合格)

(自分の別ブログで公開していたものを移転しました。)

ちょうど日程的に宅建試験が受けられそう&ほかに勉強するものもなかったこともあり、宅建試験を1ヶ月半の独学で合格できるか試してみたら、合格出来たので、記録しておきます。 

⒈勉強時間と学習内容

①当初はアプリで正誤問題を解き続けました

マンションブロガーののらえもん氏が3日で合格した体験記にて、高品質とされていた以下のアプリを使って主に学習しました(というか、最後までほとんどこれ)。

基本は、過去問を間違え覚えるスタイルで、解説を頭の中で整理していきました。宅建のような法律がらみの試験の場合、一旦問題文にあたるのが効果的なケースが多いですね。テキストは全く読まず、アプリ一本で学習していきました。

 過去問突破型の学習であれば、極めて効率の良いアプリで、正誤問題を2、3周(30分×2週間で7時間ぐらいか?)やるだけで、漠然とした一通りの知識は身につきました。即座に正答と解説が出てくるのがとても良いですね。アプリの強みです。解説文もコンパクトで必要十分です。

アプリだけだと理解しづらい分野として、少し都市計画法関連がつかみづらいので、後述する宅建講師ブログのまとめ記事なんかをざっと読むと良いかもしれないですね。 

②問題に慣れるためにアプリで延々と四択問題を実施

正誤問題が7-8割取れるようになった段階で、四択問題に移行しました。宅建試験の問題は解くのにコツが要る感じの問題なので、早いうちに四択に移行して、「知らない択を選ぶと間違える」感覚は覚えておいた方が良い感じがしますね。

四択問題では1ヶ月×30分に足りない程度(15時間程度)学習しました。行きかえりの電車でやれる範疇ですね。

当初は間違いを選んでしまうことが多いのですが、そのうち慣れて7割超えてくるので継続が大事です。四択は最後のあたりまで正答率70後半から90前半ぐらいを行ったり来たりなのですが、どうしようもないクソ問題も存在するので、問題を覚えてしまうといった上振れ要素を考えても、平均75%ぐらい取れていればワンチャンあるレベルなのではないかな、と思います。

⒉試験の直前学習

①前日に過去問3年分を実施しました

前日に過去問3年分を一気に解き、試験の雰囲気をチェックしました。さすがに、時間内に終わるかどうかは確認しといた方が良いな、というやつです。一応3年ともぎりぎり合格ライン越えで一安心して、翌日に備えました。

とはいっても、そのへんで入手した2013年発行の問題集(4年前のパーフェクト宅建)だったので、極めて古い問題集を使ったのですが、結局のところ、そんなに法律が劇的に変わるものではないので、古い問題集でも直前対策では使えます。 

②保坂つとむ先生の宅建ブログの直前講座で頭を整理&統計問題対策

時事問題ジャンルの統計問題はアプリでは対応不可能なのと、そもそも過去問偏重すぎて宅建業法以外の正答率が悪い傾向があったので、まとまり感のある内容が掲載されていた宅建講師のブログでざっと総ざらいしておきました。

統計問題も含めて、かなり効果はありましたね。不動産業者ボーナスの5問免除が受けられない場合、5問のうち4問は正答しないと厳しいので、なんらかの宅建講師のブログなどで、今年出そうな時事問題は把握しておいた方が良いです。

ameblo.jp

 3.試験当日

試験当日は勉強せず、受験。自己採点35点とギリギリ合格

当日にバタバタしない主義なので、会場で勉強する皆さまを横目にノーガードで突っ込んだのですが、結論としてはあんまり良くなかったですね。やってない過去問題があるならぎりぎりまで粘るべきでした

2017年は民法周りが難しかったらしく、過去問にない問題が多かったので、序盤から大爆死しましたが、宅建業法周りは簡単だったので、トータルでは過去問やってればいけるレベルだった様子です。アプリで宅建業法のところをまず固めに行く、というのは重要ですね。

総じて、不動産にある程度親しみのある方(不動産業者・経理・金融マン)であれば、アプリと宅建講師ブログの併用で1カ月ちょっとで合格はできそうかなぁという印象でした(ぼくは1.5カ月の期間でも結構サボったので…)。

ぼくはこういった試験が極端に得意なひとなので、1.5カ月で合格というのは他の方が再現するのは中々難しいかとは思いますが、門外漢でも、3か月ぐらいアプリで問題を回せば、ギリギリ合格ラインを超えるのではないかな、と思います。

しかし、取得したは良いものの、結局全く活用していないので、宝の持ち腐れですね。不動産業やらないんだったら、いらないですねー。周辺業界で不動産業とかかわりがある場合でも、あんまり関係ないです。