teke teke my life 学習・思索編

teke teke my lifeの分室。主に資格取得や自己啓発、仕事に関する記事です。

すれ違わずにコミュニケーションする難しさよ

最近ちょっと仕事の立場が変わり、接する関係者も大きく変わった結果、かみ合わない議論の現場に遭遇し、調停することがめちゃめちゃ増えています。

ちょっと前まではそこの直接のチューンをぼくが出来る感じだったので、平穏だったんですけどねー。2週間に1回ぐらい収めていれば済んだのですが。いやー。実質脇にいるぼくが調停しているシーンが多すぎるぞー?

かみ合わずすれ違う議論がなぜおきるのか

すれ違いは論理性の問題ではない、たぶん

そもそも論理的ではない方がいらっしゃるのはあるのですが、そこそこの論理性を持っている人でも、そもそもかみ合ってない議論はやっちゃいがちです。

やっぱり前提の情報が完全に一致した状況から始まる議論でない限り、前提の中で空白の情報を自分の想像で仮で埋めてから意見を述べたり、反論したりちゃうんですよね。
結果、そもそもの前提が微妙に食い違ったまま議論が進むことがあり、「なぜこんなことに…」みたいな空中戦の議論が繰り広げられてしまったりするわけです。

そういったケースでは、だいたい、
「AさんはXという前提で話しているのですが、BさんはYという前提と想定されるんですよね。その点でいえば、Xのお話なので、ちょっとすれ違ってますよ」
みたいな介入をすれば「そうかそうか、すまんかった」みたいな形で収まる、あるいは収まらなくても「いや、それはYの前提で考えるべきだろ」みたいな形で、正しく議論になります。

これ、なんで当事者間で気づけないのかなーという話ではあるんですよね。脇から見ていてわかるぐらいすれ違っているのだから、一定の論理性があるなら、当事者が気づいてもおかしくなさそうなんですが。

相手の立場に立たないとすぐにすれ違う

で、調停者としてずっとやっているとそういうかみ合わない議論をしがちな方は割と一定の傾向があるように思えます。とにかく「相手の立場に立たない」んですよね。

自分の発信がどう相手に受け止められるかとか、相手の知識や立場から見た時に自分の発信がどうとられる可能性があるかを考えていない。
逆に、曲解する側も「自分の想像」と「実像」が違うことを全く想像してなかったりします。で、双方にその傾向があると、容易にこじれまくります。

15分で双方納得で終わるはずの議論が、数日間にわたってこじれた上で、悪感情を残したりするわけです。よく言われる着信主義って重要ですね。

まあ、そもそも話術が拙いケースも多いんだけどさ…

まあ、論理性はともかく、そもそも議論のふっかけ側のプレゼンテーションのスキルが低い、みたいなケースもあったりはしますけどね。

議題の出し方も含めて、「お前、曲解されるためにしゃべっとるやろ」みたいな説明をする人は結構いたりします。
まあ、それはフォローできる人がいれば補足説明をすればある程度カバー出来たりはするのですが…。いや、厳しいケースはやっぱ多いなぁ…。

直すにはどうすりゃいいんやろね

かみ合ってない議論に気づける人って多くないのはそう

とはいっても、話術がそこそこで、ちゃんと相手の立場になって議論をコントロールできる人ってそんなに多くはないんですよね。
(そこそこ社会人経験年数がある人でそういう人が結構いるのは若干不思議ではありますが)

ぼくも最近しょっちゅう色んな人の間で調停しているのですが、だいたい双方が「あの人は話し方がねー」「あの人はすぐに曲解するんだよねー」と相手のせいにしていたりするので、たぶん、そもそも自分がかみ合わない議論の一因になっている、ということに気づいてないんでしょうね。

まあ、毎回そういうことが発生するわけでもないし、そういうミスコミュニケーションが発生すると、相手に対して「わけわからん奴やなー」と思っちゃって、改善しようという気持ちにならないからなんだとは思いますが。反省しようぜー。

(こじれた場合でも、その件がKPIの数値に響かない限りにおいては正しいアプローチをしてこじれたのか、誤ったアプローチをしてこじれたのかは分析されないですし、上司から見た場合によほど本人の日ごろの言動がアレでなければ悪評価にならないというという評価上の構造的な問題はあったりするかもしれませんけどね)

メンタルは他責でいいけど、仕事をコントロールする立場としては自責しないとね

とはいえ、ぼくみたいに「今回こじれたのはぼくの説明のせいかな…」と自責ばかりでいくとメンタルが純粋にしんどいので、基本は「アイツの方が悪い」でいいんだとは思います。

一方で、仕事をコントロールする立場としては、「どう投げたらGoodコミュニケーションが出来たのか」「どうやったら受け手としてもっと端的なコミュニケーションが出来たのか」を考えないと、向上にはつながらないんですよねー。

そういう意味では、若手がそういうのをやっていたら、「まあ曲解した相手も悪かったけど、自分で議論の軌道修正ができるようになると良いね」と他責を残しつつ、自責を促すのがいいのかもしれないですね。

まあ、これを書いている僕も、実はかみ合わない議論に気づかないまま、バトルしているのかもしれないですがー。