teke teke my life おしごと編

teke teke my life分室。生活というよりお仕事っぽい記事の投稿場所です。

暑すぎるので図書館に入り浸っているが、やはり図書館はいいな

暑すぎるので、図書館に入り浸る日々が続いています。

上の子のSAPIXの夏期講習もあって、下の子の家での遊びがどうしても制限される関係で、下の子を連れだすのに、図書館はちょうど良いんですよねー。
涼しいし、広い空間が広がっているし、読むものには事欠かさないし。

(我が家の子どもたちは本が好きなので、あまり図書館に行きたがりはしない一方、連れて行くと何時間でも耐久出来る感じです)

昔から「図書館の隣に住みたい」と思っていた私ですが、その気持ちは今でも変わりませんね。図書館を訪れるたびに、「図書館の隣の家を買えばよかったなぁ」と思ってしまいますわ。

将来、仕事を引退して自由な時間が増えたら、図書館の隣に住むという選択肢を考えてみたいですね。
まあ、それだけちかいと、逆に行かなくなるのかもしれませんが。別に、図書館で働きたい!とも思わないですしね(図書館司書資格持ち)

図書館はやっぱり発見が多いよね

図書館の良さは、何といっても多様な本に手軽にアクセスできる点ですねー。

ベストセラーだけでなく、少し専門的な書籍やニッチなジャンルの本にも出会えるのは、図書館ならではの魅力です。(丸の内丸善とか、池袋ジュンク堂とかに行くのは大変…)

本を読む際には、購入するか図書館で借りるかという選択肢がありますが、図書館で借りることで気軽に読めるのは非常に助かります。
書店で絶対買わねぇなーという本を手に取るのは少し憚られますが、図書館なら「ちょっと読んでみようかな」と思えますもんね。

例えば、最近よく見ているYouTubeチャンネルのQuizKnockは色々と書籍を出版していますが、彼らの出版している書籍を購入してまで読むかは正直、微妙なところです。

そもそも、おれ対象年齢から大きく外れているしな(割と中高生向けのイメージ)。

そういった微妙にターゲットから外れていて買うまででもない書籍でも、読んでみるとまあ意外と発見はあったりするものです。
図書館であれば、そういう本でもちょっと読んでみるか、と出来るのが良いですね。

また、比較的大人向けに書かれている伊沢拓司さんの『クイズ思考の解体』なんかはニッチジャンルなのもあって、5000円近くします。
正直、クイズプレイヤーでもないのに購入するのはさすがにハードルが高く、たぶん図書館で見かけなかったら読んでなかったでしょう。

クイズ思考の解体

このように、図書館での本との出会いは、普段の消費行動では得られない新しい体験を提供してくれます。図書館、えらい。

また、図書館では一般の書店では見つけにくい専門書や、特定のジャンルに特化したシリーズ本など、図書館ならではのラインナップに触れることができるので、書店とは異なる楽しみもあったりします。

例えば、一時期ハマっていた『食の図書館』シリーズなんかはまさに図書館でないと手に取らないかなぁ…といった書籍ですね。

図書館を利用すると、マクロ(本業界)的にはよくないのではという話

もう少しマクロな観点で見ると、図書館で借りることで書籍が売れなくなるという懸念はあったりはします。

ただ、正直なところ、図書館を利用することで、本来書籍に投下するはずだったお金が書籍に投下されない、ということではないように思います。

図書館で借りた本の中で特に気に入ったものがあれば、自分で購入しますし、最近のベストセラーについては、そもそも図書館で借りることが困難なので、自分で購入することになりますしね。

例えば、以下の「Kaggleで勝つデータ分析の技術」とかは、当初図書館で借りましたが、参照機会が多かったので購入してしまいました。

結局のところ、「書籍に割ける予算」というのは自分の中で概ね決まっていて、その中でどうしても欲しい本に出会ったら購入する、という話なんですよね。
図書館がなかったからといって、「書籍に割く予算」が増える、というわけではないです。

もちろん、周囲から本の虫と称されるような方はまたちょっと異なるのかもしれませんが…。僕個人としては、本に割いているコストは常に一定なんですよね。図書館の利用頻度にかかわらず。

実態は、図書館をよく利用しているときの方が、より本を買っている気はしますが

ネット記事やSNS以外からの情報に触れないとな

どうしても日常では、TwitterやYahooニュースといった手軽な情報に頼りがちですが、しかし、SNSやネット記事の情報は一時的なものが多く、深く考えたり、じっくりと学んだりするには不十分なことが多いです。

やっぱり、自分の根になる知識や思考の体系は、書籍や一定のクオリティが担保されたレポートなどを読まないと中々築くことが難しいです。

いや、薄い体験も降り積もっていくことで一つの形にはなるとは思いますが、読むと1ジャンルのEXPが100増えるのと、読んでもEXP1しか増えない上、EXPが降られるジャンルがランダム、みたいなのをn回やるのとがどっちが良いかというと…。

また、大規模図書館であれば、概ね同一ジャンルであれば複数の書籍がおいてあるので、ネット記事などと違って、著者の偏りにすごく影響される、ということもないですしね。

ネットで調べものをしていたり、SNSで情報収集しているとキラリと光る玉石混交の玉があるケースもあるのですが、石のエコーチェンバーに入り込むことの方が多いんですよね。

ぼくらが夢見た「Web2.0」なんかなかったんですよ。Webは進化したけど、別にいい方向に進化しませんでしたね。

話しがそれましたが、図書館で本を借りて読むという習慣をつけると、自分の知識の広がりやリフレッシュの機会を適切に設定することが出来るようになっていいですね。

本を読む習慣の再設定にも向いているよな

図書館には2週間の貸し出し期間が設定されているため、「定期的に訪れて本を交換することで、自然と読書の習慣が再設定される」というのもいいところですね。積読になりづらいです。
(まあ、逆に行くのがめんどくさい、というところもありますが)

もちろん、本を定期的に読む、という習慣ががどれほど自分のためになっているのかは分からないこともありますが。

いい大人になると、書籍から得られた何かが収入や評価など、何かに結び付く実感は間違いなく得づらくなりますからね…。
20代のころは、それだけでちょっと評価されることもあったのですが、30代は実践的なコミュ力とかビジネス上の突破力が要求されるからなぁ…。

まあ、とはいえ、少なくとも「何かをしている」という実感を得られることはあり、手を動かして、新しい知識を得ているという実感は、自分に肯定感を抱きやすくします。

読書を通じて得られる知識や発見は、日常の中での小さな楽しみでもあり、図書館の存在は非常にありがたいことですわ。

まあ、ブログなんて趣味をやっているのであればなおさら、大量にインプットして、アウトプットしないといけないですからね。
自分の色は自分の体験なり、読書なりから来るものです。