ブログのドラフトを書くときに、口頭で音声入力を行った後、ChatGPTを使って事前処理を行うと効率的ですねーという記事です。
音声入力単体、生成AI単体のどちらもイマイチでしたが、組み合わせるとかなりイケますね。
音声入力×生成AI×手修正はいいぞ
音声入力単体は結構いいんだけど、難点あり
手でキーボードを使って入力するのは、一番安定的に入力ができますが、思いのほか時間がかかります。
そこで、音声入力を使って記事を下書きし、その手間を省くことで、ブログの記事を完成させるまでの時間が大幅に短縮されます。
ただし、音声入力にはいくつかの難点もあります。たとえば、改行のタイミングや見出しの位置を適切に設定することが難しいんですよね。
また、口頭で入力する場合、文章の流れや内容の重複が問題になることも多いです。音声で話すと、無意識に同じことを何度も繰り返してしまいがちです。
口頭で伝える分にはいいのですが、文章にするといかにも冗長です。
数年前、勝間和代さんがブログで「音声入力が最適」という趣旨の記事を書いていらっしゃいましたが、音声入力だけでパッと作成した記事が読まれるのは本人の魅力というか集客力があることが前提な気がしますね。
一般人がブログを書く際は、もう少しまとまりみたいなものがないと、インターネットの空間の中に消えてしまいがちです。
そう思うと、音声入力を利用してざっと内容をまとめたあと、ワンクッションの補正作業は必要なんですよねー、どうやっても。
生成AIによって音声入力の内容を補正させる
その点、ChatGPTを使って音声入力した内容を一度文章を整理してもらうと非常に効果的です。
特に、過去の記事を参考にしつつ、ChatGPTに対して文体や構造の指示を出すと、期待通りの結果が得られることが多いですね。
もちろん、ChatGPTが生成する文章には独特の表現や不自然な部分が含まれることがあるので、最終的な修正は自分で行う必要がありますが…。
とはいえ、ゼロから手で入力するよりはるかに効率的で、あらかじめドラフトされた文章を修正していく方がずっと楽ですわ。
音声入力+生成AIの向き不向き
この方法は特に、お出かけの記事など、特定のフォーマットが決まっており、生成AIが内容を補完しやすい記事に向いてます。
たとえば、ぼくのお出かけ関連の記事は、「アクセス→費用→感想→まとめ」のようにフォーマットが決まっていますし、記載する内容もあまり幅があるものではなく、生成AIによる修正が容易です。そういったジャンルでは、音声入力と生成AIの併用は有効に働きそうです。
一方で、ChatGPTが得意ではないジャンルの記事もあり、たとえば、読んだ本の感想やゲームの攻略情報など、ChatGPTが元々の情報を持っていない場合は、うまく機能しないことが多いですね。ぐちゃぐちゃになっちゃう。
(そもそも、ゲームの攻略情報は一般的でない固有名詞が多く、音声入力すること自体がキツいのですが…)
こういった場合、ChatGPTを使ってドラフトを作成しても、あまり効果的ではありません。大人しく手打ちした方が早そうです。
結局自分で全文に赤ペン入れる必要はあるけどね
重要なのは、音声入力+ChatGPTを使うにあたっても、最終的な文章の校正やチェックを自分で行う必要があるということですね。
生成された文章には、時に事実と異なる内容や意図しない情報が含まれることがあります(生成AI側が勝手に補完するため)し、そもそも、chatGPTに自分の文体を真似させたとしても、所詮は限界があるので、一度生成AIに補正させてしまうと、やはり生成AIくささは抜けません。
まあ、別にそれでもいいという話もありますが、換骨奪胎されている感もなくはないので、自分で伝えたいコアな部分の文章は改めて自分色に塗り替えるべきでしょう。
読者もそれを望んでいるはずです(本当か?)
全体
音声入力で下書きを作成した後、それをChatGPTに処理させ、その後自分で調整するというプロセスは本当に楽ですね。組み合わせの妙ですわ。
この方法であれば、時間を節約しながらも自分が書きたいことを記事単位に効率的に落とし込めそうです。今後も頑張って書くかー。
(なお、この記事は音声入力→chatGPT→手直しの流れで作成しました。トータル30分ぐらい)
しかし、最近の音声入力の精度は非常に高いですねー。あまり修正の必要がない程度には、ちゃんと意図を汲み取ってくれます。ありがたいことです。