teke teke my life 学習・思索編

teke teke my lifeの分室。主に資格取得や自己啓発、仕事に関する記事です。

忙しく職責の重いビジネスマンほど遊びに熱心なのは合理的よな

先日から、ちょこちょこと学生時代の友人や後輩から声を掛けられては、会って話しています。

学生時代から頭ひとつ飛び出て優秀で、ビジネスの世界でも優秀さを遺憾なく発揮しているひとも複数いるのですが、そうしたひとと話すと、プライベートについて、共通する考えがあって、面白いですね、という話です。

エリートビジネスマン、休みの日もめっちゃ多動

一定を超えると収入の働く動機づけは弱くなる

彼らはかなりの報酬をもらっている(20代後半から、1000万円超の収入があるイメージ)ですが、同時に仕事からのストレスやプレッシャーも大きいです。

その一方、だいたい、年収1000万円ぐらいの収入を超えてくると、(少なくとも独身の場合)「単純な生活の改善を目的としてお金を手に入れるために働く」というのは仕事に熱心に取り組んだり、プレッシャーを跳ね除ける理由になりづらかったりします。

その点、どうやってバーンアウトを避けるかが、問題になります。

(当人たちが、意識的にバーンアウトしないように振る舞っているかは別として。)

動き回って遊ぶことで、気持ちが疲れることを回避する

その観点で見た場合に、彼らに共通しているのは、とにかくプライベートでもお金を使って動き、忙しくすることで仕事に対するマイナスの感覚を感じる暇をなくす、という行動手法な気がします。

彼らは優れたビジネスマンなので、費用対効果の感覚は極めて高いのですが、決してケチではなく、生活をより良くするものや新しい体験にお金を惜しまない傾向があります。特に、後者の体験に関しては非常に感度が高いです。

割合、お金の蛇口は緩い傾向にはあるものの、そうやって、消費行動をしっかりと行うことによって、業後や休日の充実感を得て、仕事でのストレスをしっかりと発散しているように見えます。

加えて、休日に忙しくしていることで、仕事の失敗や悩みをくよくよと考える暇を自分に与えず、仕事とプライベートのメリハリをきちんとつけているようにも感じますね。

休日を遊びで充実させる意味

遊びが疎かになると、マイナスの感情が出てくる部分はある

自分に翻って考えると、割と吝嗇が行き過ぎて、仕事の裏側に存在するプライベートにおける充実が正しくできていない傾向があります。

昔を思い出すと、週に2-3回ぐらいは業後に飲みに行っていたし、休みの日もボードゲームサークルに顔を出したりと、自宅から出ることが極めて多かったわけですが、最近は仕事の疲れに身を任せて、ぐったりとしていることが多いです。これは、とてもよくない。

仕事が問題なく平穏であれば、それでも問題ないのですが、ストレスが増加しているときに、プライベートをゆるっと過ごしていると、そのストレスに対応できず、苦しい状況に置かれます。

大抵、職責が上がってくると、基本的には潜在的に感じるストレスは加速度的に増えていくわけですが、できるビジネスマンほど、プライベートで休んでいないのは、休むと自分のメンタルが負の方向に進んでいく、という側面は多分にある気がします。

ハードワークする場合はちゃんと遊ばないといけないんよなー

どうしても、仕事が忙しかったり、精神的に疲れている状況では、家でゆっくりしていたい気持ちになりますが、日常のままだらだらと休憩すると、プライベートが仕事のために休憩する時間になってしまうので、非常に良くないですね。

たとえ、疲れがあったとしても、疲れを取るために温泉にいくとか、そういった非日常体験をしっかりしていかないといけないですね。

きちんと週末や休みに動き回って楽しむことを意識的にこなしていくのが、ハードワークに耐えるコツなのかもしれません。